新入社員のひとりごとブログ

新入りだから感じることがある(かもしれない)

コミュニケーション能力の実際

最近ぼーっと考えていたことです。ひとりごと。

就活で就活生は
「人と関わる仕事がしたいんです!」
とよく言うと思う。
私もそんなようなことよく言ってた。

で、多くの場合、その中身というのは
「ありがとう」と言われる仕事がしたい、とか、
喜んでもらえる仕事がしたいとか、そういう意味合いなのではないか。

で、就活で人事の人はよく
「求めるのはコミュニケーション能力ですね!」と言う。

コミュニケーション能力って何とのコミュニケーションかというと、
この場合、日本人との日本語でのコミュニケーションを指す。
じゃあ、コミュニケーション能力って人と関わる能力ってことになるんじゃ、
と思えませんか?
私は単純で適当なので、コミュニケーション能力って愛嬌あればいいのかなとか、
トーク力かしらとか勝手に思ってました。

それで、もっと言うと、人と関わる仕事を求める日本人がたくさんいて、
日本語での日本人とのコミュニケーション能力できる人を求めている人(会社)
もたくさんいて、
まあ、たしかに、「したい」のと能力があることは同義ではないけれど、
近しいというか、それを伸び代と捉えることもできるんだし
そういう解釈でみんなどんどん仕事決まったらいいけど、
そういうわけには全然いっていない。どうして?
と思っていました。

働き始めてもうすぐ1年、私は最近、
コミュニケーション脳力を勘違いしてたかもなと思い始めました。
今の私が思うコミュニケーション能力は、
人と楽しくおしゃべりする力なんかじゃないし、
エモーショナルな「ありがとう」がもらえる能力でもないなあと。
もちろん、営業さんとかなら、営業トークがいるのかもしれないですが。

じゃあ何かと言うと、おそらく、コミュニケーション能力という
ぼやっとした形で語られている脳力の中身の結構多くを占めるのは、
人との調整力じゃないかと感じます、社内社外にかかわらず。

スケジュール管理をして、
いかに相手に手間と苦労を(かけてたとしても)感じさせずに
スムーズに仕事を遂行するか、もちろん不備なく。
それがコミュニケーション能力なのでは、根幹なのでは。
トーク力とか愛嬌は二の次になるんじゃないかな。

コミュニケーションとか言われるとエモーショナルな印象を受けるけれど、
むしろ一番大切なのはクールな頭なんではないか、
何か仕事が目の前にあるとき、どの人とどう協力して
どう進めるのが効率的かとか最短距離かを考えて、オファーする、
それがコミュニケーション能力の大部分だと思うから。

結論、欲しいわコミュニケーション能力。





めんどくさがりな私がやる気を出す方法

こんにちは。

最近の私は、仕事にそこそこやる気を持って取り組んでおります。

(でもまあ、それでやっと普通の人くらいの動きなのかもしれません。)

口癖は「めんどくさい」のワタクシですので、

お仕事についても後手後手に回ってしまう傾向にあり、

仕事が溜まっていくと、さらにまたやる気がなくなり、

やってもやっても終わらないように見えてくる。

そんなめんどくさがりが陥りがち(?)な

スパイラルにきれいに巻き込まれております。

でも溜まった仕事は有給のように時期が来たら

きれいさっぱりなかったことになってくれませんので

なんとかやる気を出して一個一個やってかねばなりません。

そんなときの方法として最近本ので読んで私もそうしようと思ったのが、

私の中の「最強のめんどくさがり」を召喚する、ということです。

 

最強のめんどくさがり

というのは、最強というだけあって

そもそもめんどくさいと思うことを

作らないようにするということなのです。

 

仕事は目の前に来た瞬間が、一番処理するのに向いているようです。

なぜなら、その仕事が来た瞬間が、

どうやって頼まれたかとか、何で頼まれたかとか、

一番覚えているからです、当然です。

またその仕事を置いている限り、

自分の脳みそにずっとその仕事をしなければならないという

ことを記憶していなければならないので、キャパを取られるからです。

もちろん、すぐに取り掛かれない仕事とか、

内容を数日考えなければならない仕事とかはありますが、

それ以外のことについては頼まれた瞬間ぴやあああああーっと処理してしまうのが

得策のようなのです。

それで処理したらすぐに忘れて脳みそを楽にしてあげる

みたいな感じがいいようです。

 

でも、そこで取り掛かるのがめんどくさいと思ってしまうのが

めんどくさがりなのですよ。

分かってんだよ、はよやった方がいいことは、

でも一歩踏み出すのがめんどくさい。

 

そこで「最強のめんどくさがり」を心の中に呼ぶわけです。

最強のめんどくさがりは、こう問いかけます。

「今仕事をするめんどくささと、

しなかった場合の後々のめんどくささ、

どっちがめんどくさいのだ!」

答えは間違いなく、後!!!!

ってな感じで…

全然画期的でもなんでもなく、

自分で自分をだましだまし

なんとか動かす方法ですね、これ(笑)

でも意外と、これで動くときは動きます。

 

私は自他共に認めるめんどくさがりですが、

やっぱ、働き者へのあこがれはあるのです。

だからやらなきゃいけないってことは分かってるのに

動けない自分が、自分でも嫌な時は少なからずあります。

 

だから、そんなときに、

子供だましな方法と言えばそうですが、

そんな方法でも自分がちょっとでも

働いてることを感じたら、

自分をほめてあげたいような気持ちになります。

 

めんどくさがりな方、

自分の心の中に最強のめんどくさがりを飼うっていうの、

どうでしょう?(笑)

 

社会人になりたい

皆さま、たいへん遅ればせながら、

明けましておめでとうございます。

 

私はといえば、年末年始にかけて仕事辞めたい病を発症しておりまして、

自宅にひっきーなままに正月休みが終了してしまいました。

 

というのも、上司との関係が最悪なまま仕事が納まってしまいまして、

(や、実際は納まらなかったけど、納まったことにするしかなかったんだ)

それでも最後の日くらいはと思い、上司に

「1年間ありがとうございました」と言ったところ、

「はいはい」で会話は強制終了。

 

私はほんとに感情で生きてきた方で

(社会人としては絶対うまくいかないですね、この性格では。最近ひしひしと感じております)

もうこの「はいはい」にいらーっとして、

これまで叱られ続けていたこともあり(私にとっては理不尽なこともあった)

「やめたいやめたい」ぐちぐち言っていたところ、

社会人でもない弟に「わがまま言うな」と言われ、

怒りで弟のパソコンを床にたたきつけ、修理代4万円払うという。

(なにやってんだか)

そんな新年の幕開けでした。えへ☆

 

私のモチベーションはかなり低空飛行を続けておりました。

よし、転職しようということで就活用の写真も撮りにいったんです。

でも今私が会社辞めてできることって…ないじゃん!という絶望的な事実に気付き(気付くの遅いわ。写真撮影とか履歴書買うとかの前に気付けよ)

また、上司に呼び出され私のダメなところをストレートに指摘され、

なんかそれがすっと自分の中に入ったこともあり、もうちょっとがんばってみようかなあ…となりました。

 

私、これまでに目標を達成したことがあまりなくて、

高校、大学の受験勉強も挫折してきました(希望校でないとこに入学卒業はしてます、そしてそれなりに楽しい学生生活は送っておりました)。

がんばるぞ!これをするぞ!が長続きしない性格なんですね。

「まあいっか」と早いうちに甘えが出てきてしまう。

でもまあそれなりのとこには行けるから、また特に反省もせず「まあいっか」となってしまう。そんなことの繰り返しでした。で、そんな自分に薄々気付いてるけど、だめだなーって思ってるんですが、向き合いたくないし「まあいっか」となって…まあいっかスパイラル。

 

でも社会人として働く中でそんな甘えは許されないのですね。一度指摘してもらったことは、次から絶対しないように、一つ一つの業務を着実にこなせるようになって、そうやって常に改善・成長しなければいけないのです。嗚呼…厳しいねえ。

 

この「まあいっか」で済ませようとする私に上司は気付いていて、

それをはっきりと、それはだめだと1時間半もせつせつと私に説いたのでした。

で、私もずっと思っていたことだったので、

ああ、なんかその通りだ…怒られてるけど、ここまではっきり言ってもらえるなんて幸せなのかもなとすーっと思えてきたのでした。

 

まあとてもつらいです今も。働くってことはこんなに大変なんだって思いつつ

(それはお前が今までナマケモノだったからだよ!)

でも、これは、自分を変えるチャンスと言い聞かせて。

できるだけ「まあいっか」を封印してやっていこうと思いました。

(もちろんプライベートではこれからも「まあいっか」でいきたい)

 

いつかは転職!の思いはもちろん今でも私の心の中にあります。

転職っていつどのタイミングでするのが良いのでしょうね。

次の仕事、関係ない職種を希望するならすぐ次行った方がいいって話も聞くし、

三年は我慢もよく聞くし、どこまで我慢すべきなのかとか、

確固たる基準がないから考えすぎて悶々とします(THE☆時間の無駄)。

 

ああいらんこと考えるのやめよう。

雑念は振り払って…今年少しでも成長できるようにしたいなと思います。

 

 

ビジネスメールの超初歩ルール

入社する前、メールなんて毎日打ってるしさ、
ビジネスメールったってさ、です・ます調にすればいいだけでしょ、
ところどころ敬語に変えとけばいいんでしょと思っていたが、
そういうものではないようだった。
ビジネスメールならではのルールが存在するようだった。
というわけで以下、私なりに見えたルールを言葉にしてみました。

1. まず、書き出しは決まっている。
「(いつも)お世話になっております」
正直お世話になんてなったことなくても、とにかく。

初めて送る人には
「初めてご連絡を差し上げます」とかでもいいらしいです。


2.やたらと恐縮しなければならない。
「恐れ入りますが、恐縮ですが、心苦しいのですが」
何かをお願いするときは、その前に必ず恐縮しなければならないのです。

また、ただ恐縮するだけでなく、もっと恐縮した方が良い。
「大変恐れ入りますが、大変恐縮ですが」


3. 恐縮するだけでなく、申し訳なさそうにもする。
「お手数おかけして/ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが」


4. 相手は忙しいというのがデフォルト。
「ご多用中、ご多忙のところ、お忙しいところ、ご多忙を極めていらっしゃる〜様に」


5. 同じ言葉を繰り返すのはよくなくて、被らないように、被らないように頑張らねばならない。

だから、
5-1. 許しの乞い方もいろいろあるようです
「ご了承ください、ご寛恕ください、ご寛容のほどよろしく申しあげます、ご海容ください(海のように広い心で許して♡ということらしいです)」

5-2. ありがとうもいろいろあります
「誠にありがとうございます、心より感謝申し上げます、多謝申し上げます」


6. 相手の顔が見えない、機嫌や気分を伺えない、だから最上級の丁寧で書く


こんなもんではないことだけは確かです。
もっともっと存在してることは間違いない。
でももう今日はこれ以上考える気にならない。

ルールと言いましたが、
ルールはの上には更にテクというのがあり、
ルール抑えたからビジネスメールマスターではないんですよね、おそらく。
テクを駆使して相手の心を掴む、これがビジネスメールマスターなのでしょう。

考えようによっては、ビジネスメールは魔法です。

たかがメール、されどメール。

たった数行で、そんな簡単に相手の気持ちは操れないよという声が聞こえてきそうですが、人間なんて、自分でもコントロールできないところで踊らされちゃったりするじゃないですか。

たった一言でも、相手の心に響いたり、響かなかったり、
怒らせたり、喜ばせたりするのだということがあります。
(実際ものすごい怒らせてしまったことがありました。反省。)


とはいえすぐに上級者テクに手を伸ばしてみたってどうせ大コケするので、
最近は基礎固め、ルールを守ることに努めるようにしています。
がんばって恐れ入ってますよー。

同じことをお願いするのでも、恐れ入っとくか、恐れ入らないか、
それで全然相手からのこちらへの印象が違うし、
相手のやる気スイッチの入り具合も少しは変わる(こともあるかも)
まずは恐れ入ることから、ですね!うん!(自分でも間違ってる気がする)

 

 

 

ルールを守る

例えば、道を渡って向こうまで行きたいとき、

両車線車はなし、だったら渡る、それでなんの問題もない。

だけど、道を渡って向こうまで行きたいとき、
赤信号で立ち止まる。両車線車はなし。
だったらどうする?

渡る。私は間違いなく渡る。
それで何の問題がある?
道を渡りたい、車は来ていない、だから渡る。
何も間違ってない。

その行為を間違ったものにしているのは、
信号機というルールだ。

世の中にはルールがある。
入社試験のとき、よく心理テストのようなものを受けさせられた。

そのとき、
ルールはきっちりと守る方だ、
いや迷惑をかけない程度でルールを破るのだったら、それはいいだろう、
みたな選択肢の問題が必ずあった。
(で、正直者の私はいつも後者を選んでいた。
そもそもそんなに大事なこととは思っていなかった。)

だけど、会社に入って分かったことは、
会社が求めているのは、間違いなく前者の人材だということだ。

会社には見えないルールがたくさんある。
どうでもいいだろと思うようないくつもの決まりや約束事を
要領良くやりくりしてこなさなければならない。

それは正規の仕事でもそうだし、そうでない人間関係についてでもそうで、
とにかく、理由はないけど、この仕事はこの順でこうしないといけないのだ、文句はなし、
みたいなことが多い。人間関係についても、先輩にはこのように振舞わなければいけない、という暗黙のルールがある(で、私はそのルールが分からなくてしょっちゅう怒られる)。

会社で働く際に、ちょっとずるして上手くやればいいやみたいなことは、
要領があまり良くない人(私のように)がすると、かなり痛い目を見る。
でも要領が良くないから、そもそも仕事がこなせていなくて、
どうせそれでも怒られる。笑

まあ、そんなもんですよね。

政治家の汚職事件とか、天下りとか、ヤミ献金問題とか、よくニュースであるけれど、
それは確かに悪いことだと思うのだけど、
とにかくルールでぐるぐる巻で、
とにかく守れ守れ、守っておけばいいっていうのは、
つらいよなって感じがする。

道渡りたくて車が来てないなら渡るのは悪いことではないし、
両者がハッピーになるなら、ここはひとつこういうことで、
みたいな考え方が、私は好きなのです。

前に留学していたインドネシアで車に乗せてもらっていたら、
その車がスピード違反で警察に捕まってしまったことがある。
まあ、通常であれば罰金と点数を引かれることになるのだろうけど、
そのときはお金を少し多めに払って、まあ、ええでということにしてもらっていた。
しかも、最後の方警察とちょっと仲良くなってたようだった。

そういうのが、たまらなく好きなのだ、私は。
あまちゃんという言葉は喜んで享受しよう。
だけど、そういう性格なのだ。
仕事のときはそんな自分の性格が悪い方面にばーっと噴出してしまう。

「根本的に性格変える必要はないけど、
社会人としてのマナー身につけてね。本とか読んでね。」

と言われる。そう言われて面倒だなと心から思ってしまう、
やはり私のこの性格はかなり根深いとこにまでいるようです。

遠いね「社会人」までの道のりは。

 

 

叱られる に 慣れる

8カ月間叱られ続けた新入社員の目線から上手な叱られ方を考えたいと思います(自分のためにも)

毎日叱られるよね。いやー叱られるよね。
叱られているのかけなされているのか、嫌われているのか
よく分からなくなるほど。

これまであんまり叱られてこなかったもんだから、
叱られ方を知らなくて、どう対応すれば良いか分からず、
毎度パニックになるので、うまい叱られ方が知りたくて
阿川佐和子さんの「叱られる力」を買って読んだほど。それでもいまいちピンとこず。

「みんなを振り回している
みんなに迷惑をかけている
進歩していない
暖簾に腕押し状態です
みんな疲れている
あなたのため
みんなあなたとは仕事したくなくなる
こっちも疲れているからちゃんとやって…etc」

ツライツライツライツライツライツライ…endless☆

私が思いついた幼稚な作戦は
「これはプラダを着た悪魔ごっこなんだと思い込むぞ」作戦
(より怒られた日は「私は韓国ドラマのヒロインなんだね」作戦に変更)

でもあんまり効果なかった、この作戦。
なぜなら、2時間程度でハッピーエンドの映画のように、そうそう早くうまい結果が出るわけないという当然の理由から。2時間で上司ぎゃふんと言わせるほど成長するなんて異星人の領域。
ハッピーエンドにたどり着かないプラダを着た悪魔なんて、誰も観たくない。私も観たくない。

叱られ方をわからないまま叱られ続け、やがてあまりに叱られるので、泣くわ、もう仕事無理とごねだすわ、先輩私に辞めてほしいんだと騒ぐわ、お腹痛くなるわ、会社行きたくなくなるわ……

そうだよもはや会社行きたくない病ですよ。

しかし、今は回復しました。
今日も結構な勢いで怒られておりましたが、
(もうあなたには辟易していますとか言われた、言葉が難しい)
怒られてしまったなあ…まあええかで終わりました。

これは、別に上司の言っていることを聞いたふりして聞き流しているとかではないです。受け身を身につけたのです!(いや、でもやっぱ聞き流してるとこはあるな。笑)

叱られることは柔道に例えられるかもしれません。新人が毎日毎日怒られることは、毎日毎日、柔道について何の技術もないながら、上司という強いやつに投げられている状態に例えられます。 だから痛いし、傷つくのです。

最初はタイミングがわからないから身構えられないのでダメージがでかい。いつどうやって技をかけられたのか、なんで技ををかけられてしまったのか、そんなこともわからない。
でもそれはそのうち分かるようになりました。あ、やっちまったわ、こりゃやばい今やばい。もしくは、うわーなんか知らないけどこれから来るわお説教タイム、オーラでてるわって。分かるようになるから、身構えて、冷静に怒られることができるようになりました。

そして相手のことを分かるようになるのも大きい。私ものすごく憂鬱なお仕事があって、それは出張なんですが、それは上司と2人きりで2泊とかよう分からん土地で過ごさなければならないからで、ごはんとかも一緒に食べなければいけないのです。でも嫌々ながら、酒飲みつつ会話すると、なんだかんだこの人普通の人なんだなあと気付くわけです(普通なの当たり前だろ、もっと早く気づけよ)。あと、あ、この人私のこと100%嫌いってわけじゃないんだー、ほかに食べる人いなかったら私とごはん食べてくれるんだってことで、嫌われてないことも実感することができます。

そしたら会社戻って怒られてても、その出張行って酒飲んでたときの上司のことが心の中に残ってるんで、恐れが軽いんですよね。
いわば、「お前になら、投げられても、まあ、ええで!」の気持ちですね。(クールな表現すれば、 信頼関係がある程度できてきたからってことです)

信頼関係がポイントなのだと思います。
私はよく言われていました。
言葉尻を捉えるのではなくて、どうして怒られているのか、その原因を考えるようにしてくださいと。
それはとても大事なことです。それができなければ怒られ損です。

で、はいわかりました。と答えるものの、怒られるとやっぱりショックで思考停止に陥っていました。先輩のことよく知らないし、そんな人に急にものすごい怒られても、わけわからんし!となります。

でもそのうち先輩のこと分かってくると、怒りポイントも分かるし、今は怒ってるけどそのうち元に戻ることもある程度想定できるようになる。そうすると安心して、叱られることができるのです。

で、余裕があるので、先輩の言葉尻ではなく、本当に言いたいことを叱責の中から汲み取ろうという気持ちにも少しずつなってくるのです。

だから、結論、待つしかないのかも。笑
言いたいことはわかる。
「あなたのこと嫌いなわけじゃないの、あなたのために言ってるのよ」
と言われても、そう思えないものは思えませんもの。

投げられっぱなしという意味では何も違いはないですが、
冷静に構えて上手に受けることができるのと、
ただただ投げ続けられるのとでは、まったく得られるものが違うと思う。

受け身、私もこの技まだまだ勉強中ですが、
少しずつ身につけていきたいなあとのんきに思っております。

この会社に入った理由

私が勤めているのは、小さい出版社です。

何系かは言えないですが、おカタイ、そして狭い領域です。

かなりコアな誰も知らないような雑誌や本を作っています。編集です。

(しかしまだ「編集してます♥」なんて口が裂けても言えません。そんなスキルは微塵もありませんが、編集職として雇われているので、編集です、と言うしかほかに表現方法がありません)

 

私はその領域にまったく興味がないくせに、なぜかそこで働いているという状況です。そもそもなぜ私が雇われたのかさえよく分からん感じなのですが。

 

なんでこの会社に入ったか、端的に言うと他に誰も私のこと雇ってくれなかったから、となります。

 

・仕事決まらない、心と身体とプライドがどんどん疲弊する&傷つく

・もうどうしようもなく、ハローワークに行く(新卒なのに…!)

・探すがなんだか魅力的な仕事ないなあ。

・あ!編集職だって!かっこいいかも!お給料もそこそこかもー

そして応募。

 

しかし、書類通り、面接決まった時点でまったくやる気がなく、

だってそもそも、まったく興味ない分野じゃん。

いくら編集職かっこいいっていっても、そんなんで選んでいいのかよ、自分!

 

やる気なさすぎて面接の時間おぼろげに覚えており、

13:00からと思って10:00に起きたらまさかの11:00から。

やべーこれどうしよ、もう間に合わないんじゃないの、あきらめようかな。

しかし、ここでなぜか、いや、行こうの気持ちがわいてきて

面接へ行く。間に合わなくて途中からタクシーに乗り(タクシーの中で化粧。タクシーの運転手さんも相当とばしてくれた、がんばれよ!って言ってくれた)、

時間ぴったりに到着(ふつうこんなことしたらだいぶ印象悪いし、場合によってはそれだけで落とされるかもよ)

 

面接では何も考えてないので、特に何も話せず、4人で面接だったけど、一番しゃべってなかったな。一次面接ってあんまりいらないですよね会社の知識。

場合によるとは思いますが。大体あなたはどんな人?みたいな質問が多い。

(私はあなたはどんな人?って聞かれたら、「真面目、前向き、無理といわないことです」という大嘘をつくようにしていました。今、無理―!ばっか言ってます(笑))

 

しかも4人いると、いろいろごまかせちゃうよね。

前しゃべった人の聞いて、あー私もそんな感じで言えばいいのか!とか

(その場しのぎすぎる。だからいつまでたっても内定もらえなかったんだよね、うん。)

 

なんとか切り抜けて会社を後にする際、やっぱりでもこの会社いいなー、働きたいなーなんてことはまったく思えなかった。落ちてたら落ちてたでええかなという気持ち。そんな気持ちでいっしょに面接受けた、たまたまいっしょの大学だった子としゃべりながら帰っていた。(もっと焦れよもう8月だったぞそのとき)

 

「この会社行きたいですか?私はあんまりなあ、と思っちゃったけど(笑)」

ってその子に言ったところ、

「たしかにー(笑)、でもあんなきれいなビルで働けるならいいじゃんっておもいません?がんばりましょうよー!」と言われ、

 

・ほー、なるほど、そんな考え方もあったか!

・確かに、ビルきれいだったな、

・こんなきれいなビルで働けるならいいかも!

と、単純にそう思ってしまったのです。

 

そして、気付いてみたらその子は落ちたのか、辞退したのか知りませんが、

私だけ入社しておりました。

 

でもね、きれいなビルだけど、もちろん自社ビルではないし、

そもそも働いてく上でビルがきれいかどうかなんてあんまり関係ないぜ!

9時5時で帰れるなら、おんぼろビルでもまったく良し!

楽しくて楽しくてたまらない仕事ならおんぼろビルでもまったく良し!

 (個人の価値観によりますね)

 

私はいわば、婚期を逃してもうかなり相手を選んでいる場合ではない状況になっているのに、かっこよくて中身もよくてみたいな男性をずーっと探し求めてあまり行動も起こさず、そして結局こいつくらいなら見た目もそこそこやしと、

よく知りもしないくせに、見た目だけで相手を選んでしまった

ばかな女なのです。

 

相手のことよく知らないまま選んでしまったがために

いちいち衝撃を受けることが多く、

もうやめてえよー!と弱音ばかり吐いてしまったりながら、

今は相手を知る努力をしています。半分もうやめてえなあと思いつつ(笑)

 

こないだ社長室に新しくできた雑誌持って行ったら(そういうルールだから)、

「まずは相手を好きになることね。そのためにはまずあなた自身を好きにならなきゃね。三年は聞いたもん勝ちよ!(だから我慢よ!という意味だと思う)」

と社長(女性、オネエなわけでは決してない)から唐突にアドバイスされました。

ぐらんぐらんに揺れている私の心を見透かしてのアドバイスか!?

恐るべし…や、何も考えてないのかもしれないけど。(笑)

 

でもこんなわがままで頭悪くて口ばっかの女をもらってくれたのもこの会社なんですよね。見方によっては海のように広い心をもった男性(会社じゃ!)と言えます。

怒られまくってますが、仕事持ち帰りまくってますが、

弱音吐きまくってますが、どうなんでしょうこの夫婦生活、いつまで続くんでしょう。(笑)