新入社員のひとりごとブログ

新入りだから感じることがある(かもしれない)

コミュニケーション能力の実際

最近ぼーっと考えていたことです。ひとりごと。

就活で就活生は
「人と関わる仕事がしたいんです!」
とよく言うと思う。
私もそんなようなことよく言ってた。

で、多くの場合、その中身というのは
「ありがとう」と言われる仕事がしたい、とか、
喜んでもらえる仕事がしたいとか、そういう意味合いなのではないか。

で、就活で人事の人はよく
「求めるのはコミュニケーション能力ですね!」と言う。

コミュニケーション能力って何とのコミュニケーションかというと、
この場合、日本人との日本語でのコミュニケーションを指す。
じゃあ、コミュニケーション能力って人と関わる能力ってことになるんじゃ、
と思えませんか?
私は単純で適当なので、コミュニケーション能力って愛嬌あればいいのかなとか、
トーク力かしらとか勝手に思ってました。

それで、もっと言うと、人と関わる仕事を求める日本人がたくさんいて、
日本語での日本人とのコミュニケーション能力できる人を求めている人(会社)
もたくさんいて、
まあ、たしかに、「したい」のと能力があることは同義ではないけれど、
近しいというか、それを伸び代と捉えることもできるんだし
そういう解釈でみんなどんどん仕事決まったらいいけど、
そういうわけには全然いっていない。どうして?
と思っていました。

働き始めてもうすぐ1年、私は最近、
コミュニケーション脳力を勘違いしてたかもなと思い始めました。
今の私が思うコミュニケーション能力は、
人と楽しくおしゃべりする力なんかじゃないし、
エモーショナルな「ありがとう」がもらえる能力でもないなあと。
もちろん、営業さんとかなら、営業トークがいるのかもしれないですが。

じゃあ何かと言うと、おそらく、コミュニケーション能力という
ぼやっとした形で語られている脳力の中身の結構多くを占めるのは、
人との調整力じゃないかと感じます、社内社外にかかわらず。

スケジュール管理をして、
いかに相手に手間と苦労を(かけてたとしても)感じさせずに
スムーズに仕事を遂行するか、もちろん不備なく。
それがコミュニケーション能力なのでは、根幹なのでは。
トーク力とか愛嬌は二の次になるんじゃないかな。

コミュニケーションとか言われるとエモーショナルな印象を受けるけれど、
むしろ一番大切なのはクールな頭なんではないか、
何か仕事が目の前にあるとき、どの人とどう協力して
どう進めるのが効率的かとか最短距離かを考えて、オファーする、
それがコミュニケーション能力の大部分だと思うから。

結論、欲しいわコミュニケーション能力。