新入社員のひとりごとブログ

新入りだから感じることがある(かもしれない)

ビジネスメールの超初歩ルール

入社する前、メールなんて毎日打ってるしさ、
ビジネスメールったってさ、です・ます調にすればいいだけでしょ、
ところどころ敬語に変えとけばいいんでしょと思っていたが、
そういうものではないようだった。
ビジネスメールならではのルールが存在するようだった。
というわけで以下、私なりに見えたルールを言葉にしてみました。

1. まず、書き出しは決まっている。
「(いつも)お世話になっております」
正直お世話になんてなったことなくても、とにかく。

初めて送る人には
「初めてご連絡を差し上げます」とかでもいいらしいです。


2.やたらと恐縮しなければならない。
「恐れ入りますが、恐縮ですが、心苦しいのですが」
何かをお願いするときは、その前に必ず恐縮しなければならないのです。

また、ただ恐縮するだけでなく、もっと恐縮した方が良い。
「大変恐れ入りますが、大変恐縮ですが」


3. 恐縮するだけでなく、申し訳なさそうにもする。
「お手数おかけして/ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが」


4. 相手は忙しいというのがデフォルト。
「ご多用中、ご多忙のところ、お忙しいところ、ご多忙を極めていらっしゃる〜様に」


5. 同じ言葉を繰り返すのはよくなくて、被らないように、被らないように頑張らねばならない。

だから、
5-1. 許しの乞い方もいろいろあるようです
「ご了承ください、ご寛恕ください、ご寛容のほどよろしく申しあげます、ご海容ください(海のように広い心で許して♡ということらしいです)」

5-2. ありがとうもいろいろあります
「誠にありがとうございます、心より感謝申し上げます、多謝申し上げます」


6. 相手の顔が見えない、機嫌や気分を伺えない、だから最上級の丁寧で書く


こんなもんではないことだけは確かです。
もっともっと存在してることは間違いない。
でももう今日はこれ以上考える気にならない。

ルールと言いましたが、
ルールはの上には更にテクというのがあり、
ルール抑えたからビジネスメールマスターではないんですよね、おそらく。
テクを駆使して相手の心を掴む、これがビジネスメールマスターなのでしょう。

考えようによっては、ビジネスメールは魔法です。

たかがメール、されどメール。

たった数行で、そんな簡単に相手の気持ちは操れないよという声が聞こえてきそうですが、人間なんて、自分でもコントロールできないところで踊らされちゃったりするじゃないですか。

たった一言でも、相手の心に響いたり、響かなかったり、
怒らせたり、喜ばせたりするのだということがあります。
(実際ものすごい怒らせてしまったことがありました。反省。)


とはいえすぐに上級者テクに手を伸ばしてみたってどうせ大コケするので、
最近は基礎固め、ルールを守ることに努めるようにしています。
がんばって恐れ入ってますよー。

同じことをお願いするのでも、恐れ入っとくか、恐れ入らないか、
それで全然相手からのこちらへの印象が違うし、
相手のやる気スイッチの入り具合も少しは変わる(こともあるかも)
まずは恐れ入ることから、ですね!うん!(自分でも間違ってる気がする)